気に入った物件を見つけて申し込んだのに、入居審査に落ちてしまった——。「なぜ落ちたのか」理由も教えてもらえず、次に何をすればいいのかわからない。引越しの予定があるのに、このまま住む場所が見つからなかったらどうしよう。そんな焦りと不安を感じていませんか?
審査に落ちても、具体的な理由は開示されないのが一般的です。だからこそ、自分で原因を分析し、次の行動を考える必要があります。
東京大学の調査によると、賃貸の審査に落ちる割合は約17%。決して珍しいことではありません。そして重要なのは、保証会社の種類によって審査基準がまったく異なるという点です。
この記事では、審査に落ちる主な理由から、保証会社(信販系・LICC系・独立系)の違い、職業別の対策、そして具体的な再チャレンジの方法まで詳しく解説します。
読み終えるころには、「次に何をすべきか」が明確になり、前向きに動き出せるはずです。
結論からお伝えすると、物件や保証会社を変えれば、審査に通過できる可能性は十分にあります。諦める前に、まずはこの記事で「勝ち筋」を確認してください。
入居審査に落ちる確率と主な理由
審査に落ちる割合は10〜20%
入居審査に落ちる割合は、全体の10〜20%程度とされています。東京大学空間情報科学研究センターが2020年に発表した論文「民間賃貸住宅市場における入居審査と家賃滞納」によると、賃貸の審査通過率は82.8%と報告されており、逆算すると約17%が審査に落ちている計算になります。
ただし、この数字は申込者の属性によって大きく変動します。
| 属性 | 審査に落ちる確率の目安 |
|---|---|
| 正社員・公務員 | 5〜10% |
| 契約社員・派遣社員 | 20〜30% |
| 自営業・フリーランス | 30〜50% |
| フリーター・アルバイト | 40〜60% |
| 無職 | 60〜80% |
| 高齢者(年金生活) | 70〜80% |
つまり、安定した収入がある正社員であれば9割以上が通過できる一方、収入が不安定とみなされる属性では審査のハードルが上がります。
審査で調べられる5つの項目
入居審査では、主に以下の5つの項目がチェックされます。
📋 審査でチェックされる項目:
- 支払い能力:年収と家賃のバランス、雇用形態、勤続年数
- 信用情報:クレジットカードやローンの滞納履歴(信販系保証会社の場合)
- 家賃滞納歴:過去の賃貸での滞納履歴(LICC系保証会社の場合)
- 人柄・態度:内見時や申込時の言動、身なり
- 連帯保証人の支払い能力:保証人を立てる場合はその人の収入・職業
審査を行うのは「大家(貸主)」「管理会社」「家賃保証会社」の3者です。特に近年は約8割の物件で家賃保証会社の利用が必須となっており、保証会社の審査が最大の関門となっています。
審査落ちの主な理由
入居審査に落ちる理由として多いのは、以下のようなケースです。
⚠️ 審査に落ちる主な理由:
- 家賃が収入に対して高すぎる:家賃が手取りの3分の1を超えている
- 信用情報に傷がある:クレジットカードやスマホ代の滞納履歴がある
- 過去に家賃を滞納した:同じ保証会社グループで滞納履歴がある
- 収入が不安定:勤続年数が短い、雇用形態が不安定
- 本人確認・在籍確認が取れなかった:電話に出なかった、勤務先で確認が取れなかった
- 申込内容に虚偽があった:年収や勤務先を偽って申告した
- 態度や身なりに問題があった:内見時に横柄な態度を取った
審査に落ちても、具体的な理由は教えてもらえないのが一般的です。そのため、自分で原因を推測し、対策を講じる必要があります。
保証会社の種類と審査難易度の違い
入居審査の難易度は、利用する保証会社の種類によって大きく異なります。保証会社は大きく「信販系」「LICC系」「独立系」の3つに分類され、それぞれ審査基準や参照する情報が異なります。
信販系・LICC系・独立系の特徴比較
| 種類 | 審査難易度 | 参照する情報 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 信販系 | 最も厳しい | CIC・JICCの信用情報 | クレジットカードやローンの滞納履歴があると通過困難 |
| LICC系 | やや厳しい | LICC加盟社間の家賃滞納情報 | 過去に家賃滞納があると通過困難 |
| 独立系 | 比較的緩い | 自社独自のデータのみ | 他社の情報を参照しないため審査が通りやすい |
信販系保証会社は、クレジットカード会社が運営しており、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)の信用情報を照会できます。そのため、クレジットカードの滞納、スマホの分割払いの遅延、消費者金融の利用履歴なども審査に影響します。
LICC系保証会社は、全国賃貸保証業協会(LICC)に加盟している会社で、加盟社間で家賃滞納情報を共有しています。家賃滞納の履歴は完済後5年間データベースに残るため、その間は同じグループの保証会社での審査通過が難しくなります。
独立系保証会社は、信販系やLICC系のような情報共有ネットワークに属していないため、過去の履歴に関係なく独自基準で審査を行います。そのため、他の保証会社で審査に落ちた人でも通過できる可能性があります。
主な保証会社の審査難易度一覧
| 難易度 | 系統 | 主な保証会社 |
|---|---|---|
| 信販系 | エポスカード(ROOM iD)、オリコフォレントインシュア、ジャックス、セゾン | |
| LICC系 | 全保連、ジェイリース、エルズサポート、ニッポンインシュア | |
| 独立系 | フォーシーズ、日本セーフティー、Casa、プラザ賃貸管理保証 |
エポス・オリコなど信販系で落ちた場合の選択肢
エポスカードやオリコフォレントインシュアなどの信販系保証会社で審査に落ちた場合、次のような選択肢があります。
✅ 信販系で落ちた後の選択肢:
- 同じ物件でLICC系や独立系の保証会社に変更してもらえないか相談する
- 独立系保証会社を利用している別の物件を探す
- 連帯保証人のみで契約できる物件を探す
多くの管理会社は複数の保証会社と提携しているため、1社目で落ちても別の保証会社で再審査してもらえるケースは珍しくありません。まずは不動産会社の担当者に相談してみましょう。
入居審査に落ちたときの連絡はいつ届く?
審査結果が届くまでの日数の目安
入居審査の結果が届くまでの期間は、早ければ1〜3日、遅くても1週間程度が一般的です。
| 審査主体 | 結果が出るまでの目安 |
|---|---|
| 保証会社のみ | 1〜3日 |
| 保証会社+管理会社 | 3〜5日 |
| 保証会社+管理会社+大家 | 5〜7日 |
審査に時間がかかるケースとしては、書類の不備、在籍確認が取れない、大家の判断を待っているなどの理由が考えられます。
連絡が早いと落ちた可能性が高い?
「審査に落ちると連絡が早い」という話を聞いたことがあるかもしれません。実際、審査に通らないことが明確なケースでは、申込当日〜翌日に結果が出ることがあります。
🔍 連絡が早い場合の可能性:
- 信用情報や滞納履歴のデータベースで即座にNG判定が出た
- 申込内容に明らかな問題があった(収入と家賃のバランスなど)
- 過去に同じ管理会社・保証会社でトラブルがあった
ただし、連絡が早い=必ず落ちたというわけではありません。審査がスムーズに進んで早く通過するケースもあるため、連絡が来るまでは結果を待ちましょう。
1週間以上連絡がない場合の対応
1週間以上経っても連絡がない場合は、不動産会社に問い合わせて審査状況を確認しましょう。連絡が遅れている理由としては、以下のようなケースが考えられます。
📞 連絡が遅れる主な理由:
- 提出書類に不備があり、追加確認が必要
- 勤務先への在籍確認が取れていない
- 大家が長期不在で判断が保留になっている
- 繁忙期で処理が遅れている
連絡が遅いからといって必ずしも不利な状況とは限りません。むしろ、詳細な審査が行われている=真剣に検討されている証拠とも言えます。
入居審査に落ちた理由は教えてもらえる?
審査落ちの理由が開示されない背景
入居審査に落ちた場合、具体的な理由は教えてもらえないのが一般的です。これは、保証会社や管理会社に理由を開示する法的義務がないためです。
「保証会社の審査で通りませんでした」「大家さんの判断で今回はご縁がありませんでした」といった曖昧な説明で終わることがほとんどです。理由を聞いても「お答えできません」と言われるケースが多いでしょう。
自分で原因を推測するチェックリスト
審査に落ちた原因を推測するために、以下のチェックリストを確認してみてください。
✅ 審査落ちの原因チェックリスト:
- [ ] 家賃が手取り月収の3分の1を超えていないか
- [ ] 過去5年以内にクレジットカードやローンの滞納をしていないか
- [ ] 過去5年以内に家賃を滞納したことがないか
- [ ] 勤続年数が1年未満ではないか
- [ ] 本人確認や在籍確認の電話に出られなかったことはないか
- [ ] 申込書に記載した内容に誤りや虚偽はなかったか
- [ ] 内見時や申込時に失礼な態度を取らなかったか
複数の項目に心当たりがある場合は、それらを改善することで次の審査に通過できる可能性が高まります。
信用情報を自分で確認する方法
クレジットカードやローンの滞納履歴が原因かどうかを確認したい場合は、自分の信用情報を開示請求することができます。
🏢 信用情報の開示請求先:
- CIC(株式会社シー・アイ・シー):クレジットカード・ローン情報
- JICC(日本信用情報機構):消費者金融・ローン情報
- 全国銀行個人信用情報センター:銀行ローン情報
CICの場合、インターネットで開示請求すれば即日で結果を確認できます。手数料は500円〜1,000円程度です。
開示報告書の「返済状況」欄に「異動」と記載されている場合、いわゆるブラックリストに載っている状態です。この情報は完済後5年間残るため、その間は信販系保証会社の審査通過は難しくなります。
【職業別】審査に落ちやすい人の特徴と通過率
会社員・公務員の審査通過率と注意点
会社員や公務員は最も審査に通りやすい属性です。審査に落ちる確率は5〜10%程度とされており、よほどの問題がない限り通過できます。
ただし、以下のケースでは会社員でも審査に落ちることがあります。
⚠️ 会社員でも落ちるケース:
- 家賃が年収の3分の1を大きく超えている
- 勤続年数が1年未満
- 過去にクレジットカードや家賃の滞納履歴がある
- 在籍確認の電話に対応できなかった
派遣社員・契約社員が審査に通るコツ
派遣社員・契約社員の審査落ち確率は20〜30%程度です。正社員より不利になるのは、雇用期間が限定されており収入の安定性に不安があると判断されるためです。
💡 審査に通りやすくするコツ:
- 派遣元・契約元の会社名を正確に記載する
- 勤続年数(同じ派遣先での勤務期間)をアピールする
- 収入証明書(源泉徴収票や給与明細3ヶ月分)を用意する
- 家賃を手取りの4分の1程度に抑える
フリーター・アルバイトの対策
フリーターやアルバイトの審査落ち確率は40〜60%程度と高めです。収入が不安定で、いつでも仕事を辞められる環境にあると見なされるためです。
💡 審査に通りやすくするコツ:
- 同じ勤務先での勤続年数が3年以上あればアピールする
- 月のシフト日数や勤務時間が安定していることを説明する
- 預貯金があれば残高証明書を提出する
- 親など収入のある親族を連帯保証人に立てる
自営業・フリーランスが用意すべき書類
自営業・フリーランスの審査落ち確率は30〜50%程度です。収入に波があることや、事業の継続性が不透明であることが不安視されます。
📄 用意すべき書類:
- 確定申告書の控え(直近2〜3年分)
- 納税証明書
- 事業の実態を証明できる資料(会社HP、取引先との契約書など)
- 預貯金の残高証明書
所得を低く申告している場合は審査で不利になるため、実態に即した所得申告をしていることが重要です。
無職・転職直後でも審査に通る方法
無職の場合、審査落ち確率は**60〜80%**と最も高くなります。ただし、以下の方法で審査に通過できる可能性があります。
✅ 無職でも審査に通る方法:
- 預貯金審査:家賃の1〜2年分の預貯金があれば、残高証明書を提出して支払い能力を証明する
- 内定通知書の提出:転職先が決まっていれば、内定通知書や雇用契約書を提出する
- 親族の代理契約:収入のある親族に契約者になってもらう
- 独立系保証会社の物件:審査が緩い保証会社を利用している物件を選ぶ
転職直後の場合は、前職の源泉徴収票と新しい職場の雇用契約書を両方提出することで、収入の継続性をアピールできます。
借金やクレジット滞納歴がある場合の対処法
信用情報に傷がある人が審査に落ちる仕組み
信販系保証会社を利用する場合、CICやJICCの信用情報が照会されます。以下のような履歴があると、審査に落ちる可能性が高くなります。
❌ 審査に影響する信用情報:
- クレジットカードの支払い延滞(61日以上または3ヶ月以上)
- スマホ本体の分割払いの延滞
- 消費者金融からの借入
- 自己破産・任意整理・個人再生
- 奨学金の返済延滞
これらの情報は完済後5年間(自己破産の場合は最長10年間)信用情報機関に登録され続けます。
重要なのは、信販系保証会社でなければ信用情報は参照されないという点です。LICC系や独立系の保証会社であれば、クレジットカードの滞納履歴は審査に影響しません。
ブラックリストでも借りられる物件の探し方
信用情報に傷がある、いわゆる「ブラックリスト」状態でも、賃貸物件を借りる方法はあります。
✅ ブラックリストでも借りられる物件:
- 独立系保証会社を利用している物件:フォーシーズ、日本セーフティーなど
- 連帯保証人のみで契約できる物件:保証会社不要の物件
- UR賃貸住宅:保証人・保証会社不要で借りられる公的賃貸
不動産会社に相談する際は、「審査に不安がある」「保証会社の選択肢が多い物件を探している」と正直に伝えることで、適切な物件を紹介してもらいやすくなります。
保証会社の仕組みや選び方については、賃貸契約の保証人|必要な条件・保証会社の選び方・不要物件の探し方で詳しく解説しています。
独立系保証会社を指定できる不動産会社の見つけ方
独立系保証会社を利用している物件を効率よく探すには、以下の方法が有効です。
🔍 独立系保証会社の物件を探す方法:
- 不動産会社に「審査が緩めの保証会社を使っている物件はありますか?」と直接聞く
- 「保証会社の選択肢が複数ある物件」を希望条件として伝える
- 審査に強いことをアピールしている不動産会社を選ぶ
- 地域密着型の小規模な不動産会社に相談する(大手より柔軟に対応してもらえることが多い)
原則として、入居者が保証会社を自由に選ぶことはできませんが、物件によっては複数の保証会社から選べるケースもあります。
入居審査に落ちたらどうすればいい?具体的な対処法
同じ物件で別の保証会社に再審査を依頼する
入居審査に落ちた場合、同じ物件で別の保証会社に再審査を依頼できることがあります。多くの管理会社は複数の保証会社と提携しているため、1社目で落ちても2社目で通過できるケースは珍しくありません。
📋 再審査の流れ:
- 不動産会社に「別の保証会社で再審査できますか?」と相談する
- 信販系で落ちた場合は、LICC系や独立系への変更を依頼する
- 再審査に必要な追加書類があれば用意する
ただし、反社会的勢力との関係や明らかな虚偽申告が理由で落ちた場合は、どの保証会社でも再審査は難しいでしょう。
条件を変えて別の物件に申し込む
同じ物件での再審査が難しい場合は、条件を変えて別の物件に申し込むのが現実的です。
💡 条件変更のポイント:
- 家賃を下げる:収入に対して家賃が高すぎた可能性がある
- 独立系保証会社の物件を選ぶ:審査が緩めの保証会社を利用している物件
- 築年数が古い物件:審査基準が緩い傾向がある
- 個人オーナーの物件:大手管理会社より柔軟に対応してもらえることがある
初期費用を抑えたい場合は、ゼロゼロ物件は怪しい?デメリットと安全な選び方も参考にしてください。
収入のある親族に代理契約を依頼する
自分名義での審査が難しい場合、**収入のある親族に契約者になってもらう「代理契約」**という方法があります。
👨👩👧 代理契約のポイント:
- 契約者は2親等以内の親族(親・兄弟・祖父母など)が望ましい
- 契約者の収入・職業が審査対象になる
- 入居者(自分)は「同居人」として申請する
- 事前に管理会社・大家の了承を得る必要がある
代理契約は多くの物件で認められていますが、事前に申告せずに契約者以外が住むと契約違反になるため注意が必要です。
預貯金審査や家賃前払いを提案する
収入面で不安がある場合、預貯金審査や家賃の前払いを提案することで審査に通過できることがあります。
💰 預貯金審査の目安:
- 家賃の1〜2年分(例:家賃8万円なら96〜192万円)の預貯金があればアピール材料になる
- 残高証明書を金融機関で取得して提出する
💰 家賃前払いの提案:
- 家賃の6ヶ月〜1年分を前払いすることで、大家の不安を軽減できる
- 交渉次第で受け入れてもらえるケースがある
2回以上落ちた場合の対処法
複数回審査に落ちてしまった場合は、根本的な原因の特定が必要です。
🔄 2回以上落ちた場合にやるべきこと:
- 自分の信用情報を開示請求して確認する
- 家賃設定を大幅に下げる(手取りの4分の1以下)
- 審査に強いことを謳っている不動産会社に相談する
- UR賃貸住宅や公営住宅など、保証会社不要の物件を検討する
何度も落ちると心が折れそうになりますが、物件や保証会社を変えれば通過できる可能性は十分にあります。諦めずに次の手を打ちましょう。
入居審査に通りやすくするためのポイント
家賃は手取り収入の3分の1以内に抑える
入居審査で最も重視されるのは**「家賃を継続して支払えるか」**という点です。一般的に、家賃は手取り月収の3分の1以内が審査に通りやすい目安とされています。
例えば、手取り月収が18万円であれば、家賃は6万円以内が理想です。3分の1を超える家賃の物件に申し込むと、支払い能力に疑問を持たれて審査に落ちるリスクが高まります。
審査に不安がある場合は、4分の1以内(手取り18万円なら4.5万円)まで下げると、より通過しやすくなります。
家賃と収入のバランスについては、手取り16万円の一人暮らし「家賃6.5万円は可能?」収支シミュレーション付きで詳しく解説しています。
年収別の家賃目安表
以下の表を参考に、自分の年収に見合った家賃の目安を確認してください。
| 年収(税込) | 手取り月収の目安 | 家賃目安(3分の1) | 審査に通りやすい家賃(4分の1) |
|---|---|---|---|
| 250万円 | 約17万円 | 約5.6万円 | 約4.2万円 |
| 300万円 | 約20万円 | 約6.6万円 | 約5万円 |
| 350万円 | 約23万円 | 約7.6万円 | 約5.7万円 |
| 400万円 | 約26万円 | 約8.6万円 | 約6.5万円 |
| 450万円 | 約29万円 | 約9.6万円 | 約7.2万円 |
| 500万円 | 約32万円 | 約10.6万円 | 約8万円 |
本人確認電話・在籍確認で失敗しないコツ
審査の過程で、本人確認の電話や勤務先への在籍確認が行われることがあります。この電話に対応できないと、審査に通らない可能性があります。
📞 電話対応のポイント:
- 申込書に記載した電話番号にはいつでも出られるようにしておく
- 知らない番号からの着信も無視せずに対応する
- 在籍確認の電話があることを職場に事前に伝えておく(「クレジットカードの審査で電話があるかもしれません」などと説明)
- 派遣社員の場合は派遣元の会社名と実際の勤務先の両方を正確に記載する
申込時の態度・身なりに気を配る
入居審査では、書類上の情報だけでなく申込者の人柄も見られています。内見時や申込時の態度が悪いと、「トラブルを起こしそうな人」と判断されて審査に落ちることがあります。
🙆 好印象を与えるポイント:
- 清潔感のある服装で内見・申込に行く
- 敬語を使い、丁寧な受け答えを心がける
- 質問には正直に答える
- 約束の時間を守る
🙅 避けるべき行動:
- 横柄な態度、威圧的な言動
- 過度な値引き交渉や無理な要求
- 内見時に物件の欠点ばかり指摘する
- 連絡が取れない、返信が遅い
虚偽申告は絶対にNG|バレるリスクと結末
審査に通りたいがために、年収や勤務先を偽って申告するのは絶対にやめましょう。虚偽申告は以下の方法で発覚する可能性があります。
🔍 虚偽がバレる主なケース:
- 在籍確認の電話で勤務先に確認が取れない
- 源泉徴収票や給与明細の提出を求められる
- 収入証明書の内容と申告内容が一致しない
虚偽申告が発覚した場合、その時点で審査は即座に否決されます。さらに、悪質なケースでは「虚偽申告者」として管理会社や保証会社の間で情報が共有され、今後の審査にも悪影響を及ぼす可能性があります。
審査に不安がある場合は、虚偽申告ではなく、独立系保証会社の物件を選ぶなど正当な方法で対策しましょう。
入居審査に落ちた履歴は残る?次の審査への影響
保証会社間での情報共有の仕組み
入居審査に落ちた場合、その履歴がどこまで共有されるかは保証会社の種類によって異なります。
| 系統 | 情報共有の範囲 |
|---|---|
| 信販系 | CIC・JICCを通じて金融情報が共有される(審査落ち自体は共有されない) |
| LICC系 | LICC加盟社間で家賃滞納情報が共有される |
| 独立系 | 他社との情報共有は基本的になし |
重要なポイントとして、「審査に落ちた」という事実自体は保証会社間で共有されるわけではありません。共有されるのは「家賃を滞納した」「クレジットカードを延滞した」といった実際のトラブル履歴です。
つまり、審査に落ちただけであれば、別の物件・別の保証会社で申し込めば通過できる可能性は十分にあります。
履歴が残る期間と影響範囲
各種履歴が残る期間は以下の通りです。
| 履歴の種類 | 残る期間 | 影響を受ける保証会社 |
|---|---|---|
| クレジットカード・ローンの延滞 | 完済後5年 | 信販系 |
| 家賃滞納(LICC加盟社) | 完済後5年 | LICC系 |
| 自己破産 | 5〜10年 | 信販系・一部LICC系 |
| 独立系での滞納 | 各社独自(共有されない) | その会社のみ |
履歴が残っている期間中は、同じ系統の保証会社での審査通過は難しいと考えてください。
履歴をリセットして再スタートする方法
信用情報や滞納履歴がある場合、それを「消す」方法はありません。完済後、所定の期間が経過するのを待つしかないのが現実です。
ただし、履歴が残っていても賃貸を借りる方法はあります。
✅ 履歴があっても借りられる方法:
- 独立系保証会社の物件を選ぶ(過去の履歴が参照されない)
- 連帯保証人のみで契約できる物件を探す
- UR賃貸住宅に申し込む(保証人・保証会社不要)
- 親族の代理契約を利用する
現時点で履歴がある方は、独立系保証会社を利用している物件を中心に探すのが最も現実的な選択肢です。
よくある質問
- 入居審査に落ちたら仲介業者を変えるべき?
-
必ずしも変える必要はありません。同じ仲介業者でも、別の物件や別の保証会社であれば審査に通る可能性があります。ただし、審査に不安がある事情を伝えても適切な対応をしてもらえない場合は、審査に強いことをアピールしている別の不動産会社に相談するのも一つの手です。
- 同棲カップルが審査に落ちやすい理由と対策は?
-
同棲カップルは関係解消のリスクや騒音トラブルを懸念されるため、単身やファミリー世帯より審査に落ちやすい傾向があります。対策としては、収入が高い方を契約者にする、婚約者として申告する、2人の収入合算で審査してもらえる物件を選ぶなどが有効です。
- 大東建託やシャーメゾンの審査は厳しい?
-
大東建託(ハウスリーブ)やシャーメゾン(積水ハウス)は大手管理会社のため、審査は標準的〜やや厳しめです。ただし、これらの物件でも複数の保証会社と提携していることが多く、1社目で落ちても再審査で通過できるケースはあります。
- 審査が緩い不動産会社や物件はどう探す?
-
不動産会社に「審査に不安がある」と正直に伝え、独立系保証会社を利用している物件や連帯保証人のみで契約できる物件を紹介してもらいましょう。また、築年数が古い物件や個人オーナーの物件は比較的審査が緩い傾向があります。審査通過に力を入れていることをアピールしている不動産会社を選ぶのも有効です。
まとめ
入居審査に落ちても、次の物件・保証会社で通過できる可能性は十分にあります。
まずは「なぜ落ちたのか」を冷静に分析しましょう。家賃が高すぎた、信用情報に傷がある、在籍確認に対応できなかったなど、原因によって取るべき対策は異なります。信用情報が原因の可能性がある場合は、CICやJICCで開示請求をして確認してみてください。
次に物件を探す際は、家賃を手取りの3分の1以下に抑え、独立系保証会社を利用している物件を選ぶことで、審査に通りやすくなります。不動産会社には「審査に不安がある」と正直に伝え、適切な物件を紹介してもらいましょう。
審査に何度か落ちても諦める必要はありません。物件・保証会社・条件を変えれば道は開けます。
【参考情報】

